肝臓の数値が高い。その1

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2022年1月20日発覚。

この日は、ようちゃんの避妊手術の日。朝一で病院へ連れて行き、午後から検査、避妊手術、そして夕方6時以降にお迎えの予定だった。

しかし4時30分頃、病院から電話があり「血液検査の結果、ようちゃんの肝臓の数値が高すぎて手術をする事ができません。都合の良い時間にお迎えにきてください。」「え〜っ! すぐに行きます!!」

肝臓の数値が高すぎる。

先生に説明を聞けば、「ALP」「GOT」「GPT」の数値が高く、この数値のままでは、麻酔が使えないとのこと。1歳までの子猫には、よく見られるようで、今はまだ神経質にならなくても良いとも。
で、この日は、マイクロチップを埋め込んで、肝臓の数値を抑える薬を3週間分出してもらった。

で、このまま数値が高いとどうなるのか。
●ALPの数値が高いと、肝疾患/肝腫瘍/胆管閉塞/骨疾患/内分泌疾患
●GOTの数値が高いと、心筋・骨格筋の障害・壊死/肝疾患
●GPTの数値が高いと、肝の障害・壊死/肝炎/閉塞性黄疸・レプトスピラ・肝腫瘍
以上の病気になる可能性が……。

3週間後、再検査。

ドキドキしながら3週間後、再検査のため動物病院へ。

ようちゃん本人は、いつも通り元気だが、血液検査の結果、肝臓の数値は更に上昇していた。これは、結構ショックだった。

次にX線検査をし、先生の説明を聞いても特に問題はなさそうで、原因は分からなかった。先生と話し合った結果、疑わしい原因を1つずつ検査をしてもらって消していくことにした。1週間後「門脈体循環シャント」という病気の検査をすることになった。

猫の「門脈体循環シャント」ってどんな病気?

私たち人間を含めて、全身には大小さまざまな血管がくまなく分布しています。心臓から各組織へ血液を送り出す血管を動脈、逆に心臓へ血液を運ぶ血管を静脈と呼びます。それとは別に「門脈」と呼ばれる血管系があります。この門脈は、主に消化に関連した臓器から肝臓へと栄養を送り届ける働きをしています。そして、シャントとは本来通るべき血管とは別に存在する血液が通るルート(短絡血管)のことをいいます。門脈を通じて肝臓に送られるべき血液の一部が、シャントを通じて体循環、特に静脈につながることによって、体に不調が生じる病気のことをいいます。
門脈体循環シャントでは、後述する原因によって血液中のアンモニア濃度が高くなります。これにより神経系の症状や食欲不振などの症状が引き起こされます。

引用元:「〈アニコム獣医師監修〉猫との暮らし大百科

さらに1週間後、再検査。

当日は、血中総胆汁酸と血中アンモニア濃度の数値が、食前と食後でどれ位の変化が見られるかの検査で、ようちゃんは昨日の夜から何も食べてない。水だけだ。

朝一で動物病院に預けて、夕方に検査結果を聞きに行く。

結果は、特に問題なし。

ひと安心。だが、原因は分からないまま。

そして、次に提案されたのが、いつも食べているキャットフードを変えてようすを見る。
これをするだけで「肝臓の数値が下がった。」という例がよくあるそうだ。
と言うことで、いつもの薬とオススメのキャットフードのサンプルをもらい帰宅。
はい。お疲れさんの「ちゅ〜る」。

you-kensa_20220217

その2へ続く

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